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兵庫県知事と握手
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赫然秘書長(左三)、元久市長(左四)
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貿易・コンサルティング業の剣豪集団(神戸市中央区)は30日、中国の業界団体、中国軽工業企業投資発展協会(北京)と合弁会社を設立し、昨年12月に取得した神戸・六甲アイランドのP&Gジャパンの本社ビルに拠点を構えることを明らかにした。2016年夏までに約200社の中国企業の進出を計画している。
合弁会社の名称は「中国日本貿易センター」で、中国企業の日本進出などを支援する。剣豪集団と同協会が折半で出資し、10月末をめどに設立する。
同協会は食品からプラスチック、陶器など45の業界が加盟する中国軽工業連合会の下部組織。会員企業の海外展開を促進するために米国に2カ所、ロシア、サウジアラビアに拠点を設けている。神戸が5カ所目となる。
鄭会長は「優れた技術を持ちながら、後継者がいない日本企業と中国企業とのマッチングを行うなど、日中双方にメリットのある拠点にする」と話す。同協会の赫然(かくぜん)秘書長は「日本企業と組んで新しいビジネスモデルを作りたい」としている。
10月3日には、井戸敏三兵庫県知事、久元喜造神戸市長を表敬訪問し、計画を説明した。
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